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水痘(みずぼうそう)ワクチン

Chicken pox

水痘ワクチンは、かゆい発疹だけでなく、肺炎や脳炎などの重い合併症を防ぎ、将来の帯状疱疹予防にもつながる大切なワクチンです。日本では1歳から3歳未満の間に2回が定期接種として公費で受けられます。2回接種でほぼ100%の免疫を獲得できるため、確実に受けることが推奨されています。

水痘ワクチンとは

水痘(みずぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。乳幼児ではかゆみを伴う全身の発疹が特徴ですが、肺炎・脳炎・皮膚の二次感染など重い合併症を起こすこともあります。また、治った後もウイルスが体に潜んでおり、大人になってから帯状疱疹を引き起こすことがあります。
水痘ワクチンは、この水痘と合併症を予防するために導入された生ワクチンです。2回の接種でほぼ100%に近い免疫をつけることができます。

対象疾患 水痘(みずぼうそう)、それに伴う合併症(肺炎・脳炎・皮膚感染症など)
対象年齢 1歳から
接種回数 合計2回
接種方法 皮下注射(生ワクチン)

接種スケジュール

定期接種として、合計2回接種します。標準的には以下のスケジュールで進めます。

1回目

1歳になったら、なるべく早く接種します。

2回目

1回目から3ヶ月以上あけて、1歳3ヶ月~1歳6ヶ月頃までに接種するのが標準です(定期接種は1歳~3歳未満の間)。

副反応と接種後の過ごし方

ワクチン接種後、体が免疫を作る過程で反応が出ることがあります。

よくみられる副反応

接種後5~21日頃に、軽い発疹や発熱がみられることがあります。多くは数日以内に自然に軽快します。

まれな副反応

接種した場所の赤みや腫れ、強い発熱やけいれんなど。ごくまれに重いアレルギー反応。

接種後の過ごし方と受診の目安

当日は激しい運動を避け、普段通りに過ごしましょう。高熱が続く、発疹が急に悪化する、ぐったりする場合は、副反応以外の病気の可能性もあるため、自己判断せず必ず医療機関を受診してください。

水痘ワクチン よくあるご質問

Q
1回接種ではだめなのですか?
A

1回の接種では約70~80%の人しか十分な免疫がつきません。2回接種することでほぼ100%が確実な免疫を得られるため、2回接種が国際的な標準です。

Q
他のワクチンとの同時接種はできますか?
A

はい、可能です。WHOや日本小児科学会も同時接種を推奨しています。日本では、1歳のワクチンデビューでMR(麻しん・風しん)おたふくかぜヒブ肺炎球菌などと一緒に接種するのが一般的です。ただし、水痘ワクチンは「注射生ワクチン」ですので、次に別の注射生ワクチンを接種する場合は27日以上あける必要があります。

Q
打ち忘れた場合はどうなりますか?
A

公費で受けられる期間には年齢制限があります。気づいた時点ですぐにご相談ください。お子様の接種状況に合わせて、最適なスケジュールを組み直します。

当院での接種について

はじめての予防接種は、ご家族にとって不安が大きいものです。当院では、安心して接種を終えていただけるよう、サポート体制を整えています。

当日の流れ

  1. ご予約
    当院は予約制です。公式LINEでご希望の日時をご予約ください。
    どのワクチンをいつ打てばよいか分からない場合もお気軽にご相談ください。
  2. 体調の確認
    接種当日は朝に体温を測り、37.5℃未満であることをご確認ください。
    風邪症状がある場合は、接種可否を当日医師が判断いたします。
  3. 持ち物
    母子手帳、予診票(定期接種)、医療証、マイナ保険証をお持ちください。
  4. 接種とアフターケア
    接種を行います。終了後は母子手帳をお返しします。
    接種後15分ほどは、すぐ戻れる範囲でお過ごしください。

詳しいご案内は当院での予防接種をご覧ください。

きょうだいでの接種をご希望の方へ

ごきょうだいも一緒に接種をご希望の場合は、それぞれご予約をお取りいただいた上で、早い方の予約時間に合わせてご一緒にご来院ください。

接種後のご不安について

ご帰宅後に副反応などでご不安なことがあれば、当院までご相談いただけます。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

ご予約の上、お気軽にご相談ください。

監修・参考文献

監修

医療法人社団Links
あかちゃんとこどものクリニック南千住
〒116-0003
東京都荒川区南千住7-1-1 
アクレスティ南千住医療モール3F
【診療時間】毎日 9:00~21:00(13:00~15:00は休診)
【監修者】山﨑幸太

参考文献