ことば・発音・読み書き外来
Linguistic development
お子さまのことば・発音・読み書きの困りごとを、
言語聴覚士が一緒に考えます。

まずは言語聴覚士が行う初回のご相談・評価として、「初回評価(初診)」をご予約ください。ことばの遅れや発音、吃音、読み書きの困りごとについて、現在の状態を整理し、今後の支援方針を確認します。
「ことばが遅い」
「単語がなかなか増えない」
「発音がはっきりしない」
「何を言っているか聞き取りにくい」
「話し始めにことばを繰り返す」
「ひらがな・カタカナが覚えにくい」
「読み間違いが多い」
「書き写しが苦手」
このようなお子さまのことば・発音・読み書きに関する困りごとについて言語聴覚士が中心となって評価を行います。
※初回評価(初診)を含め、受診の際は小児科医師による診察があります。この診察は保険診療となります。
このようなご相談を
お受けしています
ことばの発達に関するご相談
- ことばをまだ話さない
- 単語がなかなか増えない
- 二語文が出てこない
- ことばより手が先に出てしまう
- 呼びかけへの反応が気になる
- 指示が伝わりにくい
- ことばの理解が年齢相応か心配
- 周囲と比べてことばが遅い気がする
ことばの発達には個人差がありますが、聞こえ、理解、やりとり、発声・発語の様子などを総合的に確認することが大切です。ご家庭での関わり方や、今後フォローが必要かどうかを整理します。
発音・構音に関するご相談
- 言えない音がある
- カ行・サ行・ラ行などが言いにくい
- ほかの音に置き換わって聞こえる
- 何を言っているか分かりにくい
- 年齢のわりに発音が幼い気がする
- 園や学校で聞き返されることが多い
- 発音の練習を始めた方がよいか知りたい
発音は、年齢によって自然に改善していくものもあります。一方で、口や舌の動き、音の聞き分け、ことばの発達段階などを確認した方がよい場合もあります。現在の発音の状態を確認し、練習を始める時期や家庭での工夫を検討します。
吃音・ことばの流暢性に関するご相談
- 話し始めのことばを何度も繰り返す
- ことばが詰まって出にくい
- 話すときに力が入って苦しそう
- 急にどもるようになった
- 本人が話すことを嫌がるようになった
- 家庭でどう対応すればよいか知りたい
吃音やことばの詰まりは、年齢や場面によって変化することがあります。話し方の特徴や困りごとの程度を確認し、ご家庭での関わり方、見守り方、必要なフォローについてご提案します。
読み書き・文字の習得に関するご相談
- ひらがな・カタカナに関心を示さない
- 文字を覚えてもすぐに忘れてしまう
- 音読に時間がかかる
- 読み間違いが多い
- 文章を読むことを嫌がる
- 書き写しが苦手
- 文字を書くことを強く嫌がる
- 鏡文字が多い
- 学校の読み書きについていくのが難しい
- 発達性ディスレクシア、読み書き障害が心配
読み書きのつまずきには、ことばの理解、音の聞き分け、記憶、注意、目と手の使い方、学習環境など、複数の要素が関係することがあります。読み書きの習得状況やつまずき方を確認し、必要に応じて今後の支援や学校への相談方針を整理します。
コミュニケーション・やりとりに関するご相談
- 会話が一方的になりやすい
- 質問にうまく答えられない
- やりとりが続きにくい
- 自分の気持ちをことばで伝えるのが苦手
- お友だちとの会話がかみ合いにくい
- 園や学校でのコミュニケーションが心配
ことばは、単に単語数や発音だけでなく、相手に伝える力、聞いて理解する力、やりとりを続ける力とも関係します。お子さまの年齢や発達段階に応じて、ことばで伝える力を伸ばすための関わり方を検討します。
※お子さまの発達に関しては、必要に応じて、公認心理師・臨床心理士による評価や対応のご提案、児童精神科医のオンライン診察も併せて行うことができます。詳しくは「発達障害・こころの専門外来」のページをご覧ください。
初回評価(初診)で確認すること
初回では、言語聴覚士がお子さまのことば・発音・読み書きの困りごとを伺い、現在の様子を確認して、必要な支援の進め方を一緒に整理します。
ことば・発音・読み書きで気になることがあれば、まずはご相談ください。必要に応じて、検査や訓練を行うことを検討します。
初回評価(初診)では、主に以下を確認します。
- 現在の困りごと
- ことばの理解・表出の様子
- 発音・構音の状態
- 吃音やことばの詰まりの程度
- 読み書きの習得状況
- 家庭・園・学校での様子
- 検査の必要性
- ご家庭での関わり方
- 園や学校への相談方針
- 継続フォローや言語訓練の必要性
- 他の専門外来や支援機関への相談が必要かどうか
- 今後の受診計画
「様子を見てよいのか」
「発音の練習を始めた方がよいのか」
「読み書きの検査を受けた方がよいのか」
「園や学校にどう伝えればよいのか」
「家庭でどのように関わればよいのか」
こうした点を整理し、ご家庭が次に動きやすい状態を目指します。
言語聴覚士による評価・支援について
当院では、言語聴覚士による評価・支援を行っています。
ことばの発達、発音、吃音、読み書きの状態を確認し、お子さまの年齢や発達段階に応じた関わり方、練習の開始時期、園・学校への相談方針を検討します。
継続的な支援が必要と考えられる場合には、言語訓練や継続フォローをご案内することがあります。
なお、ことばや読み書きの困りごとの背景に、発達特性、集団生活での困りごと、強い不安、不登校、薬物療法の相談などが関係している場合には、必要に応じて「発達障害・こころの専門外来」など、適切な診療につなげることが可能です。
受診の流れ
- STEP1小児科医師の診察
-
まず小児科医師が診察し、現在の困りごと、身体面、発達面、生活状況を確認します。
ことばや発音の問題に見える場合でも、聞こえ、体調、睡眠、生活リズム、発達全体の様子などが関係していることがあります。小児科の視点も含めて、お子さまの状態を確認します。
- STEP2専門職による初回評価
-
言語聴覚士が、ご家庭での様子、園や学校での困りごと、これまでの経過を詳しく伺います。
必要に応じて、ことばの評価、発音の評価、読み書きの評価、継続相談、言語訓練などをご案内します。
- STEP3評価結果と今後の方針をご提案
-
初回評価(初診)をもとに、今後の方針を整理します。
- 家庭での関わり方
- 発音やことばの練習の必要性
- 検査の必要性
- 継続フォローの必要性
- 園や学校への相談方針
- 他の専門外来や支援機関への相談の必要性
検査・料金について
ことば・発音・読み書き外来では、医師と専門職が連携し、十分な診療時間と専門的な評価時間を確保するため、保険診療分とは別に選定療養費をいただいております。
費用の詳細をご確認・ご了承のうえ、ご予約をお取りください。
専門職相談・指導
内容
料金
ことばの相談 初診
3,300円
ことばの相談 再診
7,700円
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| ことばの相談 初診 | 3,300円 |
| ことばの相談 再診 | 7,700円 |
※税込表記です。
※医師の診察料など、保険診療分は別途発生します。
検査・評価
必要に応じて、ことば、発音、読み書き、発達面に関する評価を行います。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 国リハ式〈S-S法〉言語発達遅滞検査 改訂第4版 | 11,000円 |
| LC-R 言語・コミュニケーション発達スケール 改訂版 | 11,000円 |
| 新版 構音検査 | 11,000円 |
| STRAW-R | 22,000円 |
| LCSA 学齢版言語・コミュニケーション発達スケール | 22,000円 |
※税込表記です。
※検査内容は、お子さまの年齢、相談内容、目的に応じて医師・専門職が判断します。
※検査結果は、今後の支援方針、園・学校への相談、家庭での関わり方を整理するために活用します。
※検査を行う場合は、初回評価(初診)後に2回目以降でご案内することがあります。
受診時の持ち物
通常の診察と同様に、以下をご持参ください。お持ちのものだけで大丈夫です。
- 保険証
- 医療証
- 母子手帳
- お薬手帳
- 園や学校からの資料
- 他院での検査結果
- 紹介状がある場合は紹介状
- 連絡帳、音読カード、宿題、ノートなど読み書きの様子が分かるもの
- 発音やことばの様子について、園や学校から指摘された内容が分かるもの
園や学校での困りごとがある場合は、担任の先生からのメモ、連絡帳、相談記録なども参考になります。
ご予約前にご確認ください
- 初回は原則として対面での小児科医師診察が必要です。
- 専門職相談・指導には、保険診療分とは別に選定療養費がかかります。
- 検査や言語訓練の必要性は、初回評価(初診)後に判断します。
- 検査を行う場合は、2回目以降にご案内することがあります。
- 継続フォローや言語訓練の頻度は、お子さまの状態やご家庭の希望を踏まえてご相談します。
- 発達障害、不登校、強い不安、薬物療法の相談が主な目的の場合は、「発達障害・こころの専門外来」をご案内する場合があります。
予約について
通常の診療予約ページ、または公式LINEの予約システムからご予約ください。
予約項目は、
「ことば・発音・読み書き外来」
を選択してください。
ことばの遅れ、発音、吃音、読み書きについてご相談をご希望の場合も、まずは初回評価(初診)をご予約ください。受診後、必要に応じて検査や継続フォローをご案内します。
お子さまの「伝える力」を育てるために
ことばや読み書きの困りごとは、年齢、発達段階、家庭・園・学校での環境によって見え方が変わります。
「もう少し様子を見てよいのか」
「発音の練習を始めた方がよいのか」
「読み書きの支援が必要なのか」
「家庭でどう関わればよいのか」
「園や学校にどう相談すればよいのか」
迷われる場合も、まずは現在の状態を整理することが大切です。
ことば・発音・読み書き外来では、医師と専門職が連携し、お子さまとご家族に合った次の一歩を一緒に考えます。
