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不活化ポリオワクチン(IPV)

IPV

不活化ポリオワクチン(IPV)は、日本小児科学会が推奨する小学校入学前の1年間(年長さん)に1回追加接種する任意接種です。乳幼児期に接種した4種混合ワクチンや5種混合ワクチンで得られたポリオへの免疫を、学童期以降までしっかり維持するために行われます。

不活化ポリオワクチン(IPV)とは

ポリオ(急性灰白髄炎)は、まれでも重い麻痺を残しうる感染症です。日本では乳幼児期に4回(4種混合・5種混合ワクチン)を定期接種として行いますが、就学前には抗体価が下がる前に単独不活化ポリオワクチン(IPV)での追加(任意)が日本小児科学会推奨となりました。

対象疾患 ポリオ(急性灰白髄炎)
対象年齢 5歳以上7歳未満(就学前の1年間)
接種回数 1回
接種方法 皮下注射

接種スケジュール

合計1回接種します。標準的には以下のスケジュールで進めます。

接種時期

小学校入学前の1年間(幼稚園や保育園の年長さんの年齢)に1回接種するのが理想的です。

副反応と接種後の過ごし方

ワクチン接種後、体が免疫を作る過程で反応が出ることがあります。多くは一時的なものですので、慌てず、見守ってあげてください。

よくみられる副反応

接種した場所が少し赤くなったり腫れたり、痛みが出ることがあります。発熱やだるさが出るお子さまもいますが、ほとんどは数日で自然に良くなります。

接種後の過ごし方と受診の目安

当日は無理のないよう、いつも通り過ごして大丈夫です。激しい運動は控え、入浴も普段通りでかまいません。高い熱が続く、ぐったりして元気がない、接種部位が強く腫れるなど、普段と違う様子がある時は、どうぞ遠慮なく当院にご相談ください。私たちがしっかりサポートします。

不活化ポリオワクチン(IPV)
よくあるご質問

Q
5種混合ワクチンを4回受けましたが、なぜこのワクチンも推奨されるのですか?
A

乳幼児期の免疫は就学前に弱まることがあります。この時期にもう1回追加すると、学童期以降までしっかり免疫を維持できます。

Q
5種混合ワクチンを追加で使えますか?
A

いいえ。5種混合ワクチンは4回までで終了です。就学前の追加には不活化ポリオワクチン(IPV)を使用します。

Q
他のワクチンとの同時接種はできますか?
A

はい、可能です。例えば小学校入学前の1年間(幼稚園や保育園の年長さんの年齢)に受けるMR(麻しん・風しん)ワクチン(第2期)や3種混合(DPT)ワクチン任意追加、おたふくかぜワクチン2回目と一緒に接種するケースがよくあります。通院回数を減らせるメリットがあります。

Q
任意接種ですが、受けた方が良いのでしょうか?
A

乳幼児期の免疫は就学前に弱まることがあります。この時期にもう1回追加すると、学童期以降までしっかり免疫を維持できます。

当院での接種について

はじめての予防接種は、ご家族にとって不安が大きいものです。当院では、安心して接種を終えていただけるよう、サポート体制を整えています。

当日の流れ

  1. ご予約
    当院は予約制です。公式LINEでご希望の日時をご予約ください。
    どのワクチンをいつ打てばよいか分からない場合もお気軽にご相談ください。
  2. 体調の確認
    接種当日は朝に体温を測り、37.5℃未満であることをご確認ください。
    風邪症状がある場合は、接種可否を当日医師が判断いたします。
  3. 持ち物
    母子手帳、予診票(定期接種)、医療証、マイナ保険証をお持ちください。
  4. 接種とアフターケア
    接種を行います。終了後は母子手帳をお返しします。
    接種後15分ほどは、すぐ戻れる範囲でお過ごしください。

詳しいご案内は当院での予防接種をご覧ください。

きょうだいでの接種をご希望の方へ

ごきょうだいも一緒に接種をご希望の場合は、それぞれご予約をお取りいただいた上で、早い方の予約時間に合わせてご一緒にご来院ください。

接種後のご不安について

ご帰宅後に副反応などでご不安なことがあれば、当院までご相談いただけます。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

ご予約の上、お気軽にご相談ください。

監修・参考文献

監修

医療法人社団Links
あかちゃんとこどものクリニック南千住
〒116-0003
東京都荒川区南千住7-1-1 
アクレスティ南千住医療モール3F
【診療時間】毎日 9:00~21:00(13:00~15:00は休診)
【監修者】山﨑幸太

参考文献