ロタウイルスワクチン
Rotavirus
ロタウイルスワクチンは、赤ちゃんの重い胃腸炎と脱水による入院を防ぐ大切なワクチンです。生後6週から接種可能で、初回は生後14週6日までに受ける必要があります。シロップを飲む経口ワクチンで、注射ではありません。当院では接種後の不安にも丁寧に対応します。
ロタウイルスワクチンとは
ロタウイルス胃腸炎は、激しい下痢・嘔吐・発熱を伴い、脱水症状から入院が必要になることが多い病気です。ロタウイルスワクチンはシロップを口から飲むタイプの経口生ワクチンで、赤ちゃんに免疫をつけ、重症化や入院を効果的に防ぎます。
| 対象疾患 | ロタウイルス胃腸炎の重症化予防 |
|---|---|
| 対象年齢 | 生後6週から |
| 接種回数 | 2回または3回(ワクチンの種類によります) |
| 接種方法 | 経口接種(シロップを飲みます) |
接種スケジュール
ワクチンの種類によって、2回または3回接種します。標準的には以下のスケジュールで進めます。
定期接種対象期間
生後6週~24週または32週まで
2回接種ワクチン(ロタリックスR)
生後6週以降に開始、4週間隔で2回。生後24週までに完了。
3回接種ワクチン(ロタテックR)
生後6週以降に開始、4週間隔で3回。生後32週までに完了。
副反応と接種後の過ごし方
ワクチン接種後、体が免疫を作る過程で反応が出ることがあります。多くは一時的なものですので、慌てず、見守ってあげてください。
よくみられる副反応
ぐずったり、機嫌が悪くなることがあります。まれに下痢や嘔吐、食欲不振がみられますが、多くは数日で自然に軽快します。
接種後の過ごし方と受診の目安
接種後30分は院内で様子を見ます。授乳は接種の前後30分は控えてください。高熱が続く、ぐったりして元気がない、嘔吐や下痢が強いなど、普段と違う様子が見られる場合はご連絡ください。
まれな副反応
腸重積症(激しい腹痛・血便・繰り返す嘔吐・ぐったりする等)。特に接種後1週間以内は注意が必要で、症状があれば速やかに受診してください。
ロタウイルスワクチン
よくあるご質問
なぜ1回目の接種時期がそんなに厳しいのですか?
初回接種の時期が遅れると、「腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)」という、腸の一部が腸にはまり込んでしまう病気のリスクが少し上がることが知られています。最も安全に接種するために、初回は生後14週6日までという、厳密なルールが定められています。
ワクチンを吐き出してしまったら、どうすれば良いですか?
少量であれば、再接種の必要はありません。もし明らかにほとんどを吐き出してしまった場合でも、その日に再接種は行わず、次の機会に予定通り接種を進めます。ご心配な場合はご相談ください。
当院での接種について
はじめての予防接種は、ご家族にとって不安が大きいものです。当院では、安心して接種を終えていただけるよう、サポート体制を整えています。
当日の流れ
- ご予約
当院は予約制です。公式LINEでご希望の日時をご予約ください。
どのワクチンをいつ打てばよいか分からない場合もお気軽にご相談ください。 - 体調の確認
接種当日は朝に体温を測り、37.5℃未満であることをご確認ください。
風邪症状がある場合は、接種可否を当日医師が判断いたします。 - 持ち物
母子手帳、予診票(定期接種)、医療証、マイナ保険証をお持ちください。 - 接種とアフターケア
接種を行います。終了後は母子手帳をお返しします。
接種後15分ほどは、すぐ戻れる範囲でお過ごしください。
詳しいご案内は当院での予防接種をご覧ください。
きょうだいでの接種をご希望の方へ
ごきょうだいも一緒に接種をご希望の場合は、それぞれご予約をお取りいただいた上で、早い方の予約時間に合わせてご一緒にご来院ください。
接種後のご不安について
ご帰宅後に副反応などでご不安なことがあれば、当院までご相談いただけます。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。
ご予約の上、お気軽にご相談ください。
監修・参考文献
監修
医療法人社団Links
あかちゃんとこどものクリニック南千住
〒116-0003
東京都荒川区南千住7-1-1
アクレスティ南千住医療モール3F
【診療時間】毎日 9:00~21:00(13:00~15:00は休診)
【監修者】山﨑幸太
