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2種混合(DT)ワクチン

DT

2種混合(DT)ワクチンは、ジフテリアと破傷風の免疫を補強するブースター接種です。日本では11~12歳(小学校高学年)で1回、定期接種として公費で受けられます。乳児期に接種した4種または5種混合ワクチンでついた免疫を長持ちさせ、思春期から成人期まで重い感染症を防ぐ効果があります。

2種混合(DT)ワクチンとは

DTワクチンは、ジフテリアと破傷風の毒素を無害化した成分(トキソイド)を含む不活化ワクチンです。乳児期に4種または5種混合ワクチンで接種済みですが、時間とともに免疫が弱まるため、11~12歳で追加接種(ブースター)を行います。

ジフテリア

のどの炎症や呼吸困難を起こし、命に関わることがあります。

破傷風

土壌中の菌が傷口から体内に入り、けいれんや呼吸障害を起こす病気です。

対象疾患 ジフテリア、破傷風
対象年齢 11歳~12歳(小学校5~6年生)
接種回数 1回
接種方法 皮下注射

接種スケジュール

定期接種として、11歳~12歳で1回接種します。

  • 標準的には小学6年生の年度に1回接種します。
  • 公費で受けられる期間は11歳~13歳未満です。忘れると任意(自費)になるため、接種時期を逃さないようご注意ください。
  • 受験や部活動でけがをする機会が増える前に、必ず接種しておきましょう。

副反応と接種後の過ごし方

DTワクチンは不活化ワクチンであり、副反応は比較的少ない安全なワクチンです。

よくみられる副反応

接種部位の赤み・腫れ・しこり、軽い痛み。数日で自然に軽快します。

まれな副反応

発熱、発疹、頭痛、全身のだるさなど。

接種後の過ごし方と受診の目安

高熱が続く、強い腫れやしこりが悪化する、などの症状がみられた場合は、必ず医療機関を受診してください。接種当日は激しい運動を避け、普段通りに過ごしましょう。

2種混合(DT)ワクチン
よくあるご質問

Q
なぜ小学校高学年で接種するのですか?
A

幼児期に接種した免疫は年齢とともに弱まります。11~12歳で追加接種を行うことで、思春期から成人期まで免疫をしっかり持続させることができます。

Q
他のワクチンとの同時接種はできますか?
A

はい、可能です。DTワクチンは11~12歳での定期接種ですが、同じ時期にHPV(子宮頸がん)ワクチンを受ける方は一緒に接種することができます。ご希望があれば、予診票をご用意のうえでご来院ください。当院で接種歴や体調を確認し、適切にご案内します。

Q
接種を忘れた場合はどうなりますか?
A

公費で接種できるのは13歳未満までです。期間を過ぎると任意(自費)になりますので、忘れずに接種しましょう。気づいた時点ですぐにご相談ください。

当院での接種について

小学校高学年は学校行事や受験準備で忙しい時期ですが、感染症予防も大切です。当院ではスケジュール管理をサポートし、安心して接種を受けていただけるよう体制を整えています。

当日の流れ

  1. ご予約
    当院は予約制です。公式LINEでご希望の日時をご予約ください。
    どのワクチンをいつ打てばよいか分からない場合もお気軽にご相談ください。
  2. 体調の確認
    接種当日は朝に体温を測り、37.5℃未満であることをご確認ください。
    風邪症状がある場合は、接種可否を当日医師が判断いたします。
  3. 持ち物
    母子手帳、予診票(定期接種)、医療証、マイナ保険証をお持ちください。
  4. 接種とアフターケア
    接種を行います。終了後は母子手帳をお返しします。
    接種後15分ほどは、すぐ戻れる範囲でお過ごしください。

詳しいご案内は当院での予防接種をご覧ください。

きょうだいでの接種をご希望の方へ

同じ日に他のワクチンや健診を受けたい場合も、一緒にご予約いただけます。

接種後のご不安について

ご帰宅後に副反応などでご不安なことがあれば、当院までご相談いただけます。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

ご予約の上、お気軽にご相談ください。

監修・参考文献

監修

医療法人社団Links
あかちゃんとこどものクリニック南千住
〒116-0003
東京都荒川区南千住7-1-1 
アクレスティ南千住医療モール3F
【診療時間】毎日 9:00~21:00(13:00~15:00は休診)
【監修者】山﨑幸太

参考文献