日本脳炎ワクチン
Japanese encephalitis
日本脳炎ワクチンは、蚊が媒介するウイルス感染症で、発症すると約20~40%が死亡し、助かっても約半数に後遺症が残る重い病気を防ぐ大切なワクチンです。日本では3歳から合計4回が定期接種として公費で受けられます。スケジュール通りの接種でお子様を守ることが非常に重要です。
日本脳炎ワクチンとは
日本脳炎にかかると100~1,000人に1人が発症し、発症者の20~40%は死亡、約半数が神経の後遺症を残すとされています。ワクチンで予防できる唯一の手段であり、公費で受けられる定期接種は非常に重要です。このワクチンは、日本脳炎の発症を予防するための、非常に重要なワクチンです。
| 対象疾患 | 日本脳炎 |
|---|---|
| 対象年齢 | 生後6ヶ月から(標準的には3歳から) |
| 接種回数 | 合計4回 |
| 接種方法 | 皮下注射 |
接種スケジュール
合計4回接種します。標準的には以下のスケジュールで進めます。
第1期初回(2回)
3歳になったら、6~28日の間隔をあけて2回接種します。定期接種の標準は3歳開始ですが、特例として生後6ヶ月から接種できるケースもあります(公費対象:生後6ヶ月~7歳6ヶ月未満)。
第1期追加(1回)
初回2回目の接種から、おおむね1年後に1回接種します。(標準:4歳)
第2期(1回)
9歳になったら1回接種します。
副反応と接種後の過ごし方
ワクチン接種後、体が免疫を作る過程で反応が出ることがあります。多くは一時的なものですので、慌てず、見守ってあげてください。
よくみられる副反応
接種した場所の赤み・腫れ・痛みや、発熱、頭痛、せき、鼻水などがみられることがあります。多くは接種後2~3日で自然に軽快します。
接種後の過ごし方と受診の目安
接種当日は激しい運動を避け、普段通りに過ごしましょう。もし38℃以上の高熱が続く、ぐったりして元気がない、けいれんを起こすなど、いつもと違う気になる様子が見られる場合は、ためらわずに当院までご連絡ください。
日本脳炎ワクチン よくあるご質問
都市部に住んでいますが、それでも接種は必要ですか?
はい、必要です。日本脳炎ウイルスを持つ蚊は全国に分布しており、都市部の公園や水田周辺でも発生が確認されています。また、海外の流行地域(アジアなど)に渡航する場合にも予防接種は必須です。
他のワクチンとの同時接種はできますか?
はい、可能です。日本脳炎は通常3歳から開始します。定期接種で同じ時期に必ず一緒に打つワクチンはありませんが、未接種の定期・任意ワクチンがあれば同時接種できます。当院で当日の体調と接種歴を確認し、最適な組み合わせをご提案・実施します。
打ち忘れ・スケジュールが遅れたときはどうすれば良いですか?
大丈夫です。公費で受けられる年齢には上限がありますが、気づいた時点ですぐにご相談ください。お子様の年齢や接種状況に合わせて、最適な接種スケジュールを改めて計画しますので、ご安心ください。
当院での接種について
はじめての予防接種は、ご家族にとって不安が大きいものです。当院では、安心して接種を終えていただけるよう、サポート体制を整えています。
当日の流れ
- ご予約
当院は予約制です。公式LINEでご希望の日時をご予約ください。
どのワクチンをいつ打てばよいか分からない場合もお気軽にご相談ください。 - 体調の確認
接種当日は朝に体温を測り、37.5℃未満であることをご確認ください。
風邪症状がある場合は、接種可否を当日医師が判断いたします。 - 持ち物
母子手帳、予診票(定期接種)、医療証、マイナ保険証をお持ちください。 - 接種とアフターケア
接種を行います。終了後は母子手帳をお返しします。
接種後15分ほどは、すぐ戻れる範囲でお過ごしください。
詳しいご案内は当院での予防接種をご覧ください。
きょうだいでの接種をご希望の方へ
ごきょうだいも一緒に接種をご希望の場合は、それぞれご予約をお取りいただいた上で、早い方の予約時間に合わせてご一緒にご来院ください。
接種後のご不安について
ご帰宅後に副反応などでご不安なことがあれば、当院までご相談いただけます。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。
ご予約の上、お気軽にご相談ください。
監修・参考文献
監修
医療法人社団Links
あかちゃんとこどものクリニック南千住
〒116-0003
東京都荒川区南千住7-1-1
アクレスティ南千住医療モール3F
【診療時間】毎日 9:00~21:00(13:00~15:00は休診)
【監修者】山﨑幸太
